shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

今日はold-beanさんとお出掛け。もちろん仕事。

beanさんのお客様の所で省エネ化について話をして欲しいとの依頼。各企業を廻って、色々な方とお話して感じるのは昨年とは比較にならないほど深刻に省エネや固定費削減について考えられている事。
なんとなく取ってしまったiso14000シリーズの実現の為に、四苦八苦している企業様も多い。e3エスコ事業には解決の糸口がある。とだけ書いておく。


合間に土崎のカフェでいろいろなお話。以前も書いたがbeanさんは太平某所に秘密基地をセルフビルドで建設する事を目論んでいる。

それが面白い。今回は設計すら自分でという姿勢で臨んでいる。設計業の方では無い。
手先が器用なもんだから構想は手間を超えている。まったくまとまらずコンフューズしてしまっているのが伝わる。

セルフビルドの醍醐味である。羨ましい限り・・・

10坪の狭小住宅。生活観や建物の性能は二の次。シンプルにカッコいい建物。
ところが迷いが生じる。断熱、屋根の形・・・
残酷な様だが、一般論でしか答えない。良いのである。迷いを楽しんでいるのが伝わってくるから。それがオーナーの特権である以上は口出しは無用だ。

設計業である私が出す答えは最短距離の正解。しかしセルフビルドの場合は正解が不正解にもなる。責任が自己に帰結する以上、余計なお世話。
建物に対しては実におせっかいな設計者という職業にとっては辛い所でもある。でも言わないw


burari01
自分で作る(部分的でも)という楽しみをもっと知ってもらいたい。と思うが設計はプロに依頼すべきだと改めて思う。

それだけのノウハウやアイディアの蓄積があるし惜しまず提供している。出来も仕上りも違う・・・作る方は下手である事を除けば楽しいと苦しいだけ(乱暴だが)あとから修正も出来る。

設計はそうは行かない・・・という事。

だからと言ってbeanさんのようにあえて火中の栗を拾おうと言う姿勢にも素直に賛同してしまう。
私の役割が限定されてしまうのは甚だ不本意だけれど。




という前振り・・・(写真はなつかしいburari邸の外壁左官工事。下地は私が作った。)

コメント

 コメント一覧 (3)

    • 1. burari
    • 2006年03月24日 16:26
    • 5 あぁ、震えがくる写真ですね。いろんな意味で。

      ちょっとセルフビルドについてお話がしたいので、お酒飲みません?
    • 2. burari
    • 2006年03月24日 19:15
    • あぁ、なんで俺の下にこんな書き込みが!
    • 3. ハナダジュン
    • 2006年03月24日 19:26
    • 大丈夫!消しときました。

      結構多いんです。bbsよりは多い。

      お酒良いですね。土曜の夜にでも下打ち合わせしますか?w
コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

トラックバック