shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

今日は横手市で昨年行った省エネ化工事のトレーサビリティ会議。

驚き、喜んだのは良い結果が出ているからでは無くて(そんなのは当たり前な訳です。しかしながら一寸した事で省エネは実現出来ない事もあるんです。使用条件の変更、なんて経営判断とかでよくある事でそれで挫折してしまうなんて事も・・・)意識の向上でした。


今回何よりも驚いたのは職員の意識改革が非常に高いレベルに移行していた事。
これが出来ずに失敗した例も沢山知っています。

因みにクライアントはもともと非常に高い環境意識を持っていて、独自の省エネ化を計っていて自分達ではどうにもならない部分を我々にご依頼いただいたという経緯。

もちろん技術的な指南によって成り立っているので確実な省エネ化は実現しているものの、それこそ経営判断によって利用体系はかなりの変更がありました。この部分は職員達の努力によってかなりの部分がカバーされていました。

それでも生じている弊害の排除をお金を掛けずに(重要)実現する方法の提案を求められたと。


もちろん今日は見るだけで気付いた部分を何点かアドバイス。見ただけでこれだけ思い付く辺りは我ながらプロを実感してみたりするんですが、省エネは小さい事の積み重ねが始まり。これが理解されている方の場合は我々も更に踏み込んだアドバイスが出来ます。

簡単には理解出来ない所がお互い辛い所ですので信頼していただいていると踏み込みが深くなります。今日は本当に有意義なコンサルが出来ました。

相互理解が大切だなぁと実感した次第。今後も期待に応えられる様に頑張ろうっと。

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