shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

家具昨日の打ち合わせの様子。模型に図面にコーヒーにケーキ・・・って打ち合わせに見えないか?K夫妻様おいしいケーキを頂きました。ありがとございました。

因みにこの模型は建て主さん作w。やさしい旦那様が奥様への説明用に造ってあげたそうで昨日は弊社の模型と旦那様作の模型でテーブルが埋まりながらの打ち合わせ。


打ち合わせの中で建て主さんから「建物の外観って結局見えなくなりますよね?」とのお話を頂きました。相変わらず鋭い方です。

結局建物に近づいて身体感覚的には外観と言うのはどんどん存在が失われていきます。最期玄関付近では植えられた植物やドアなんかの存在だけが際立ち、外観と言うのはゼロに近づいていく・・・建物の関係者やユーザーにとってはまさにその通りだと思います。

しかしながら建物にまったく関係無い人にとっては外観の情報がすべてだったりする訳で何よりも不動産を作る以上、社会的責任も発生します。これは社会との関わりを造ると言い替えても良いでしょうね。この辺りが大抵の建て主さんは無頓着であり、中には自己主張だけに終始してしまう人まで・・・結果汚い都市が作られてしまうと言う連鎖を起こす訳です。

ついでに言うと建築家と言う人達の中では今だにその辺が自己主張の場と履き違えている人も多く世の中的には都市を汚す人達と捕らえられがちなのも否定出来ませんが・・・(これは造ったもので簡単に判断出来るとは思いますけどね)



どんどんゼロに近づいていく外観だからと言って私達もその流れに乗ってしまったらどうでしょう?それもやはり都市の為にはならず、尚且つ最終的には建て主の為にもなりません。自己主張のキャンバスとしてではなく、ゼロに近づきながらも単なるゼロでは終わらせない、そんな役目が私達にはある。故に悩み続けるんです。



イベント情報

秋田スタジオ
第8回未来をのぞく住宅展(大曲) 3月21日(土) ・ 22日(日)


秋田南スタジオ
第3回未来をのぞく住宅展3月28日(土) ・ 29日(日)



「すげぇ!」よりも「一寸素敵」って感じでしょうかね?ホント非常に些細なディティールにも気を配り、積み上げていった結果として得られる物だけに地味ですけど芳醇な感じ(?)いつもそんな建築を創っている(ハズ)です。

まぁ簡単ではありませんけど・・・K夫妻の建物もそんな上質感のあるスマートな建物にすべく外観はリテイクをさせていただく事にしました。特に機能とデザインと言うのを併せて考える場合、一寸した考え方の違いはすべてに影響します。

恐縮されてしまいましたがそのために打ち合わせを重ねています。建て主の考え方を知れば知るほどその人達の建物にすべく手を入れていくのは当然の事。

そんな風に建物の味方になって上げられる人がいないと建物もかわいそうですしね。

設計者にはそんな社会的な役割もあるんです。

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