shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

バタバタしております。年度末進行でしょうか?

サンパル秋田金曜日はサンパル秋田で耐震診断の講師。耐震は日常生活の知恵でしかない。と言う説明に関心が集まり質疑では非常に沢山のご質問をいただきました。回答がお役にたてば良いのですが・・・
相変わらず建築=工事だという取り違いが多いのでその辺に何か光があてられた気がします。


サンパルというか秋田ニューシティビルは解体されてしまいます。建築後30年位になるんでしょうか?私達世代の遊び場として、当然ダイエーとして大変お世話になりました。

まぁ時代もかわり老朽も進み、キーテナント不在と言う状態ですから止む無しなのですが、是非考えていただきたいのはイオン以降の大型キーテナント企業と言うのは現在存在していないと言う事実。つまり終りは近いかもしれないと言うこと。

大手スーパーは起承転結の存在するビジネスモデルの気がします。そしてどうも結はあまり良い形では迎えれられないのも過去が物語っています。

ダイエー・西武・セブンアンドアイ・イオン・・・(現状はともかく)百貨店の存在を消費させてしまった大型スーパーはそのあまりの巨大さ、そして資本主義の行使を徹底したあげく最強の状態で破綻しています。結局資本主義の欲得というのは膨れ上がって破裂してしまう。欲望の果てなんですね。

さて中小規模(従来の個人店舗は除きます)のスーパーはしのぎを削っていますがどうやらこれはその小ささ故にリーマンショックの影響をモロにくらってこれまた厳しい企業もあるようです。こちらも大変。


どうするのか?ビジネスモデルばかりではなく私達の生活の選択も再考の余地があるように思います。

少なくとも寄らば大樹の陰と言うのは過去のことで表面上は大樹も大きく人間側にシフトするのか?という微妙な感じが春闘なんかを見ていると感じなくもないのですがこれは大樹が本格的に企業という生き物であり人がそれの血液でしたかない事に自覚的になった姿だとも受け取れます。悲しいかな。

建材系のメーカーは今年後半には経営状態が改善される予測が立っています。ただしこれは現在進行中の大規模なリストラ効果であっていわゆる景気の底的なお話とはまったく質が違います。

まぁこんな外的要因は普通の生活者には直接関係ありませんし、それでも生きていかなければならない訳ですからどうでも良いのですが潰し合いと(顧客の)略奪の果てには何が残されるのか?残された物で我々が何が出来るのか?
本当に傷口が開く前にいっそ一度壊れてしまった方が最終的なキズの大きさを小さく出来るのに・・・なんて思ってみたり。資本主義って改めて難しい。

それでも生きていかなければならない。と考える人の為の家創りがキチンと出来ているか?自問は続きます。



住宅展家倶楽部2010作品展。初めてではありましたが中々の手ごたえでした。旧来のメンバー達は思ったよりも来場が少なく残念と言っていましたが、オープンスタイルの作品展であの感じであれば全然合格の様に思います。
メールにて問合せいただいた皆さんにも感謝いたします。ぜひアーキテクツ&カフェでお会いしましょう。

まぁ例えばASJのイベントなんかと違って一般の方にPRするのですから普段の倍もエネルギーを出さなくては・・・と思いました。啓蒙活動なんですからもっとワクワク感というか・・・頑張ります。



中庭の家さて今日は北上「中庭の家」の現場監理。現場の仕上がり具合は上々。進行の具合も問題ありませんでした。ロケーションが素晴らしいのでかなり目立ってます。

当然法令関係のチェック等をしっかりと。重責ですから・・・


そしてそのまま八戸へ。「十和田の住宅」の設計打ち合わせ。クライアントは実施設計図を見るのは初めてです。緊張感あります。

と言う新幹線待ちの盛岡でのログ。

明日は戻って出張の準備。タッチアンドゴーで明後日からは仙台。そして初の山形イベント・・・

トラベリンアーキテクツですね。





イベント情報

ASJ山形スタジオ
第7回未来をのぞく住宅展
3月20日(土) 〜 22日(月)










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