shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

旦那さんの部屋今日はお休み。代休です。

休みと言っても子供の世話やら普段出来ないことをテキパキこなしますので体を休めるとかそんなんでは無いんですが・・・

でもまぁリラックスは出来ます。

最近すっかり子供にかかりっきりの妻に代わって子供を見ながらたまった計画案なんかを考えてみたりするのは気分も変わって良いヤツが出てきたりします。

一つ一つの計画案をかなりの熱量で創りますので行き詰ることは多いです。
気分が変わるだけでも固着している部分が軟化したりするのでウレシイ。

工事中の写真でもありましたが中庭の家の旦那さんの部屋。複雑な天井形状をスッキリと納めることに腐心しています。施工者の技術の高さを感じさせる美しい天井。お金じゃない重要な部分であり、住宅建築のフィロソフィーを感じていただける部分です。



「内装が白いですね?」オープンハウスの際に沢山聞かれた質問です。
もちろんクライアントに最終的な選択をお任せしていますし、今回に到っては当方からのたたき台の提案すらしていません。なぜなら建て主さんが「白」と決めていたからです。
因みに彫刻の舎を見に来た中庭の家の建て主さんの感想も「白すぎる」というものでした。
ただし私たちとお話していくうちに白を選ぶに至ったそうなのです。

私たちはインテリアは建て主さんが住んでからも手を加えていくモノだという意識が常に働いています。
掲示物やポスター。もちろん家具。後から色は沢山入ってきます。
その時にハレーションを起こさないための白なんですね。

是非是非自分達なりの色をつけていただきたいです。新築の家って画鋲を打つのに悩む。と言う事をよく聞きますが個人的には打つ事で自分の家になるような気がしています。

もちろんまったく逆で建築でインテリアのイメージを作り上げてしまう手法もあります。花田(直)はむしろそちらが得意だったりします。何を望むか?がやはり重要ですよね。





イベント情報

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1,000万のラピリ住宅(5組の設計者によるプレゼンテーション)
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