shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

盛岡土曜日の移動中、盛岡駅で一枚。夏祭りシーズン到来ですね。 

昨日と今日は私達の住んでいる町のお祭りです。毎年花火なんかも上がって気持ち良いですよ。













冬の家以前にも書きましたが移動中は意外と考えがまとまりやすいですし、感覚的に研ぎ澄まされるのでスケッチなんかをガンガン描きます。
どちらかと言うと手が勝手に動いてそれを見て徐々に頭が整理されていく感じなんですが計画をする場合はまずは身体的な制約を無視してゾーニングを整理していく作業と言う感じでしょうか?

これは新幹線の中と待ち合わせまでの1時間コーヒーショップで方向性を探るコンセプトスケッチ。

この日は色ペンセットも持っていたので色まで着けてみました。

とにかく身体的な部分はたとえばCADでは探り難いですし、とにかく手先から何が出てくるのか?それに身体と言う制約を加えて家にしていく作業をする。というのを大切にしています。操作だけでは良い家は創れませんから・・・

こんなに分かりやすいのは稀で大体が「俺だけ判るスケッチ」なので大抵はそのまま綴じ込んだままそのうち他の落書きをされたり捨てちゃったりなんですが・・・

因みに写真は県南で進む「冬の家」と名付けたプロジェクト。築180年と言う旧家に古民家再生ではない形で正解を探すと言う単なる設計では収まりきらないプロジェクトです。

歴史も相手ですので精神的にもタフな案件。要望に変化が生じるたびに最初からすべてを組み立てなおさなければならない相手としては中々手強い内容。もっとも普通に建っているように見える家たちだって似たようなことはしていますので辛くはないのですがこのような物件の場合は外部(その建物を見る人達)も納得させられないといけない宿命にあります。
相手にとって不足なしではありますが重責も相当なものです。





イベント情報

ASJ庄内スタジオ
第5回未来をのぞく住宅展
7月31日(土) ・ 8月1日(日)
出羽庄内国際村 (土曜日は花田担当のセミナーもあります)









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