shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

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左官体験から初めて途中、Floating living-room houseのオープンハウスを経て、ようやくオープンハウスに漕ぎ着けたアトリエ付きの小住宅。無様にも未完成だった船出でしたがなんとか現在99%位の完成を向かえようやくイベントを終了する事が出来ました。たくさんの、しかも2度足を運んでいただいた方もいたりと私達にとって忘れられない貴重な経験になりました。ご来場いただいた皆さんに感謝いたします。

構想から10年。様々な敷地に計画した建物は幾つあったでしょうか?設計者としての自尊心と時代。もちろんお金なんてありませんのでわずかな予算をどのように使い表現としての住宅を創るのかという何か自分達の物じゃないような気分が常につきまとう変なプロジェクト。

結論としてのコンセプトは「今後含め絶対誰も頼んでくれない住宅」という一見歪なカタチを実際に創る事によって今後私達が創って行く住宅もまた変化していく様に感じています。とは言え311を経てなお生きていかなければならない我々にとって建築は今までを否定しながらもまた新たなテーマを持たなければならないでしょうし、この凄まじい変化の時代にあっても普遍的な住み易さや快楽性の様な物の追求は続いていくと思いますし続けていくんだと心新たにしました。


さて次回のオープンハウスは年明け位を予定しています。お楽しみに!それにしても疲れましたw








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