shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

住宅展の疲労もなんのそので実施作業やら基本計画やらに追われております。

流石に深夜になると集中力が切れてきますので週末のオープンハウスの準備を一寸ずつしてみたりと結局何かやっている状態。

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写真はオープンハウス会場に掲示する注意看板。すでに何枚目でしょうか?雨に濡れたり風で飛ばされたり捨てられたりで恐らくは5代目位。でもこれを掲示する事はお貸しいただくクライアントに対しての最低限の礼儀だと考えています。

いくら清掃が入ったって住む前にべたべた触られたくない。傷なんてもってのほか!・・・本当は皆さんまっさらな状態で入居したいはず。いや間違いないと思います。

「・・・でも自分達も見せてもらってますからね」

この言葉に設計者はどれほど感動し救われているか?そしてそこで生まれる連鎖は私達に次の仕事まで与えてくれる訳です。本当にありがたい事です。

営業的な話をすれば現物を見て魅せられない人は私達のクライアントにはなってくれません。だから見せたい。創った物に自信もあります。美しい竣工写真(そもそもアレはクライアントにとっての記念品であってそれを転載しているに過ぎない)を見ている人だってモノが建築である以上は実物を見ていただき何かを感じてもらいたい。というのが偽らざる思いです。


よく予約制であることに抵抗を感じる方から問い合わせをいただく事があります。予約制にしている理由は安全管理とセキュリティ(お子さんは新築住宅に対してはぶっちゃけ危険ですから)とキチンと建物に対する説明を聞いていただく為とあとなんと言っても出自を明らかにする為のアンケート記入をしてもらう為。

これは決して弊社の営業名簿作成が目的なのではなく、出自を明らかにしてくれた方にお見せしたという安心をクライアントに私達からせめてもの感謝の気持ちとして表したモノなんですね。実際アンケートの住所録はオープンハウスの案内等のDM以外には使用しておりません。大体そんなにマメな事務所でもありませんw


とにかく見学者に注文の多い弊社オープンハウスですが模型の扱いなんかと同様で自分の家が大切な人は人の家も大切にするという確信だけは持っています。そしてそんな方たち以外は弊社クライアントにはなっていただけないですから極論的には来て頂かなくても・・・・とすら思っております。

いずれ入り口付近に掲示されるこのパネルをご一読いただいた上でご見学いただければ断面的に家とは何なのか?みたいな事が見えてくるかもしれません。ご予約御待ちしております。



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さてもう一枚は24日の新聞広告のカンプ。代理店の担当が変わっちゃったのでニュアンスを伝えるのに苦労して真っ赤にして送り返しています。上が初稿で下は第二稿。意外と真面目なんですw


それではまた・・・・




牛島の二世帯住宅オープンハウス

1/26(土)・27(日)10:00〜17:00(予約制)

詳しい内容・案内はコチラのフライヤーをどうぞ(PDFファイルが開きます)



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