shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

今日は午前中に打ち合わせが3本。1件は金融機関の方。お金と建築を巡る正解について互いに意見をぶつけ合うお話。企画が進む案件についての相談なんかもしました。

彼等は自分達の融資物件がトラブル化することを危惧していて(なんだかドラマの様ですがw)今の異常とも思える過度な需要について実情とそれを巡って今後発生するであろう問題点。そもそも住宅建築のあるべき姿についてレクチャー。

私達の姿勢を正しく評価いただいた上で私達にオーダーして頂く人達に対しても非常に好印象を持っていただいた様で嬉しい(当然だと言わせて頂きましたがw)

若い担当者でしたがかなり刺激的な内容だったようでwwwお役に立ててよかったです。


さてもう1件は私達が今から13年前に建築したガレージハウスのオーナーさん。前回会ったのは年始w

用件は家には関係無いご本人のお仕事を巡るご相談。人繋ぎをしてあとは彼等のライフスタイルに関わる建築を巡る無駄話。

設計者がその施主さんの人生を同義的に背負ってしまう事は珍しくはありません。責任を感じますし軽々しくは語れない部分もあるものの、この様に気軽に色々ご相談いただける事。そして自分達にはそれに応える答えが用意出来る事を本当に嬉しく思います。

まぁもう1件はまだヒミツwwww


人に会って話す事で整理される思考もあるので普段事務所にこもって建築と格闘している私達にはこういう時間は貴重です。皆さんありがとうございました。







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午後からはウチの新人を連れて市内の現場を三箇所。
寒くなってきましたが現場では大工さんが頑張っています。以前にも書きましたが手仕事が出来る大工さんというのは稀少で弊社の現場はほぼみんな60代の大工さん。

40半ばの設計者としては寒い中、申し訳ない様な気になりますが私達が設計するすっきりとした空間を実現するには現在の若い大工さんの教わってきた仕事ではたいてい実現が出来ません。
彼等が出来る仕事の範疇で建築を創ることはイコール日本建築のある面での良さを捨て去る事ですので今現在では考えられません。

私達の設計も同様ですが今風の分かり易いキーワードではなく「技」と「プライド」で成り立っています。完成すると見えなくなる部分にも職人の技がなければ成立しない部分が多数。そしてまったく知られていませんがその技を発揮していただいた物件とそうでは無い物件に価格差はほとんど存在していない今の建設業の異常な現実。・・・おかしいですね。

彼等がいてこその家創りでもあるんですね。ありがたいことですが同時に未来を憂います。

モノに愛情が無い生き方は嫌いです。新国立競技場の件なんかもそうですが誘致だったり、ビジネスだったり、瞬間的だったり。プロジェクト自体に愛情を感じないただただ金のスケール感だけを求めるような刹那的な生き様を認めていくと人間は思考停止してしまいます。
それを眼前に見せ付けられてしまったのが原発事故であり、あれを越えた先に今があるのであればやはり私達はもう少し思慮深くなる必要があるように思います。


それではまた。





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写真は囲い庭の庵牛島の二世帯住宅2の今日の様子。
現場では虚勢を張り、無理難題をお願いしている私ですがキチンと皆さんに感謝しています。彼等は決してこのブログを読まないでしょうから書けますがwww















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