shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

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師走モード全開でここ二週間くらい眠れぬ日々を送ってますが今夜は小人に任せて寝ます(`_´)ゞ

土曜日、いつも無理な設計内容に苦労してお付き合いいただいている工務店の専務と珍しく長話。普段は互いに忙しく、実務的な会話に終始するだけに少し良い時間。


あちらも叩き上げ。こちらも叩き上げだけに技術的マニアックなディテールとプロポーション。そして長期的な漏水対策なんていう話に発展します。

彼曰く、ウチの建築のその辺のロジックとデザイン、ディテールの組み合わせは素晴らしく、珍しく弊社物件はクレームが少ないとのこと。

時々恥知らずにもウチのデザインのその辺を否定する技術者がいらっしゃいますが技術的踏み絵だとはお気づきになってない。
基本その時点でお付き合いは終了。まったく工学的なリスペクトが出来ない方と仕事はしないので…

もちろん施工者のお陰様なわけですがそれだけではなく、その辺の技術的な下地とデザインがどのように考察され決定されるのかというプロセスについてお話しをし、故にどのような気持ちで施工に当たって欲しいのかという話を改めて話をさせていただきました。

その中で出た話。和風建築の組みたちのロジック。考え方や作り方。生活者の所作。
この辺りが弊社の建築のキモであり、作る側からすればまさに日本建築そのものである。というご指摘も…

流石ですね。

私達が目指すのは表面上の洋和風ではなく現代の日本人のための建築です。

もちろん好きで勉強もしましたがそのまま和風建築を創る事は技術的にも法令的にも難しい時代です。

一方で人間の所作はそんなに変わってない様に感じています。戦後の公団型住宅によって起こった革命を経てもなんだかそんなに変わらなかった…窮屈だったとは思いますが、むしろスマホの方が所作に及ぼす影響は大きかったのではないでしょうかね?

洋風^_^の住まいがどんどん増えていく現代においても住む人の事を考えればこういう風に進化していくのが正しいと信じてます。

スタイルなんて所詮「在り方」の前では意味をなさない。

故に弊社物件は古き良き日本建的なロジックをアップトゥデイトして現代に再構築しているに過ぎない。とも言えるわけです。

この辺まで読み込まれていたとは…

ありがたいですね。

ただし同時にこの辺が綿々と続く安易なコストダウンによる大工さんの腕の低下によって急激に化石化、あるいは砂漠化している現実もあるわけでこの先への不安もつきまとう問題だったりもするわけです。本当に腕の良い大工さんの単価はおそらく今後上がっていくのでしょうね。

創り辛い時代です。

それではまた…


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