shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

近年、設計中の物件で施主側から必ず要求されるグリーンビルというコンセプト。

現在進行中の物件では単なるスローガンでは無く、実質性能的にパッシブなエナジー制御をしたい。とプレゼン。深く納得いただきました。


様々な削減運動の甲斐なく我が国のCO2発生量は昨年度比で8.9%増加しています。国としては発展途上国の発生権をお金で買うという技で急場をしのぐ事を画策しています。
そりゃそうです。現在の省エネ活動が効果を見出すのは早くて数年後でしょう。

現在先進国間では発展途上国の発展時には化石燃料の使用は避けられないという事で、それらを理解した上で先進国は完全なリサイクルシステムを構築し更なる削減を求める。という追加要求の議論がなされています。
実現する前から既に次のステップを検討している。というのはどうなんでしょう?それ位危機的な状況という事か?(これは良く分かりません)

日本は実質的には現在不況下ですからリサイクルシステムの導入に掛かる費用が気になりますが、戦後復興時には化石燃料、公害病等々やはり環境を犠牲にして発展してきた歴史があります。発展途上国が現在そういう状態である事は簡単に予想出来ます。

いまや先進国だというのならば、近隣の発展途上国への配慮をする。というのは避けられない所でしょうね。


米国は原子力へのシフト・・・COP3からの脱退と云い、凄まじいジャイヤニズムです。


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