shapelism  花田設計事務所

秋田市の有限会社花田設計事務所が日常や「ものづくり」の記録をしています。

融雪効果雪、大分減ってきましたね。

さて今週の前半。まだ大雪が吹き荒れていた時にhouse-tを見てきました。もちろん屋根融雪が効いているか?の確認。

ゼロエネルギーの融雪です。熱源を使えば当然溶ける訳ですが、コレはそうはいきません。もちろん溶ける前提で特殊な設計をしていますが非常に心配でもある訳です。なにせゼロエネルギーですからw


結果は写真を見てください。2階の霧避けは融雪を組み込んでいません。最上階の屋根のみ融雪屋根な訳ですが、2階に比べて確実に減っています。ラピリ屋根の特徴であるつららも見てとれます。フラットルーフに近い暖勾配の屋根でこれは脅威的。

つららが出るなんて高断熱の住宅の屋根には見えませんね。溶けている証拠です。(もちろん家の中は高断熱仕様ですから温かいです。奥様にお茶を頂き、改めて体感してきました。因みに近所の雪下ろしをしたついでにhouse-tの屋根面を見た業者さん曰く雪の状態も単純に積もっている感じとは大分違った。そうです。)



ラピリ屋根が今後のスタンダードになり得るか?についてはコスト等、疑問点もありますが月額の燃料コストを考えると全くエネルギーが必要無いというのは大きなメリットです。

あとデザイン。今回はラピリ屋根が地上からは見えない様にデザインしていますが見せる事でデザインする方向性もありでしょうね。

緑のコケ屋根の見た目は特に女性には著しく不評なんですがww





イベント情報

秋田スタジオ
第8回未来をのぞく住宅展 2月7日(土) ・ 8日(日)・3月21日(土) ・ 22日(日)


八戸スタジオ
第1回未来をのぞく住宅展 2月28日(土) ・ 3月1日(日)


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