まずはフォーボックスハウス。先日建築確認の完成検査も無事に終わり引渡し。現在は引越しも終わり外構工事中です。
うなぎの寝床に快適な空間を創るというトライアルは秋田ではやはり珍しく、オープンハウス終了後も何件か問合せをいただいておりますが残念ながらもう見ていただく事が出来ません。地震がなければあの日に行きたかった・・・という言葉には何も返す言葉もなく、なにやら申し訳ない様なしょうがない様な気持ちです。
もっともオーナーさんはユニークな方ですでに外をウロウロしていた人を中に招きいれ見せちゃったりしているそうなのでww現地をウロウロしているともしかすると・・・お勧めはしませんが。
下の写真は引渡しの時のショット。
検査と同時に家具やらが届き、座り試しをしながらの引渡し。みんな大変でしたが笑顔の絶えない現場でした。
秋田市のガソリン事情は大分改善してきている様です。弊社の前の通りは正直邪魔なくらいの大渋滞でしたが今日はまったくそんな感じはありませんでした。
宅急便が仙台に送れるようになったとのことで仙台の建築家・鈴木大助さんに電話。
「必要な物があれば送るよ?」
「うーん、ガソリンくらいかなぁ?。とりあえず食えてるし・・・」
・・・送れないってww
何か必要な物があれば電話してと話して通話終了。震災直後はナーバスな空気が漂っていたのですが仙台市はとりあえず復興に向けた何かが見えてきているのかもしれません。ヤケクソな感じかもしれません。ただそれに向けて体を動かす事で救いとしているのかもしれません。遠くで見ている自分にはまだ判りません。気になるばかりです。
高速が使える様になるようですね・・・個人レベルの救済も活発化するんでしょうね。よかった・・・
もちろん一寸行けば凄惨な現実がある訳でうっかりした事はお互い言えない訳ですが・・・仙台市の建築家達は応急危険度判定等で街の様子がおぼろげながら俯瞰で見えてきているのかもしれません。
・・・でもこの悲劇はどこまで増えるんだろう?
日常が壊れる事は人間の品性を奪う事なんでしょうね。被災地で起こっている様々な2次的災害や犯罪の事象を聞くに許せないと言う気持ちと、この状態であればあるいは・・・と言う複雑な感覚に襲われます。
私達は建築を創る事で日常を保つべきなんでしょうね。復興に向けて自分達に出来る事をやっていこうと改めて思います。
田舎は買占めも(一寸しか)起こりませんでしたし高い精神性が保たれているんだと思います。今回意外な位ダメな年代。意外な位優れた年代が存在する事を体感する機会も沢山ありました。歳とってりゃ良いってもんじゃないのもよく分りました。緊急時に素が出ると・・・
根っこを張って根性入れて暮らしているので福島で何があろうが中々西に避難する人もいませんし、この感覚は東京の様な土着性が無い所や海外にお住まいの方には理解不能なんでしょう。日本人的ですからね。
太平洋沿岸の被災地では避難民を大量に移動させる計画もあるようです。私達が解体工事の設計(そんなのもやるんです)を行っていた老人ホームの解体工事は着工寸前でしたが国の指示により無期延期になりました。
建替え工事の一環でしたので空き家になる建築しかも住居系。確かに避難所よりははるかに快適に暮らせる場所です。暫定的だろうがなんだろうが建築従事者として建物が別の使命を帯びて延命される事は歓迎します。・・・でも簡単には移らないと思います。何せ皆根っこ張ってますからね。
でも国にも単にうろたえて訳のわからん発表をするミスリードだらけの企業や組織、リーダーばかりではなくこの様に見事なナビゲーションが出来る官僚(なんでしょうね)もいると言う今の現実を誇りに思いたいですよね。
・・・JIAからのメールで福島の建築家・阿部さんから知人の娘さんがアムステルダムでこんな活動をしているというサイトをご紹介いただきました。原文そのままで引用させていただきます。
>>アムステルダムにいる娘達は、とても日本が福島が心配のようです。
>>何かできないかとみんなで考え活動しているそうです。
>>下記の---「アムステルダムからのメッセージ」---websiteを見てくれると嬉しいとのこと。
http://ganbarejapan.tumblr.com/
意外なくらい愛され、心配されている日本。経済的なものばかりが評価じゃなかった・・・何故かこんな事態に直面しながら変なところに感じ入る私。
原発の話をするのであればチビがいなければこんなにナーバスになってないと思うんですが彼らの未来を考えると嘆かわしい現実です。あれほどのプロが投入されて命を削りながら活動しているのを見ても一進一退の進捗とモニタリングポストが示す残酷な数字。そしてなにか不釣合いで違和感を感じてしまう「心配無い」と言う発表に苛立っています。
まぁ簡単じゃねぇよ。って分ってはいるんですが。
高速が使える様になるようですね・・・個人レベルの救済も活発化するんでしょうね。よかった・・・
もちろん一寸行けば凄惨な現実がある訳でうっかりした事はお互い言えない訳ですが・・・仙台市の建築家達は応急危険度判定等で街の様子がおぼろげながら俯瞰で見えてきているのかもしれません。
・・・でもこの悲劇はどこまで増えるんだろう?
日常が壊れる事は人間の品性を奪う事なんでしょうね。被災地で起こっている様々な2次的災害や犯罪の事象を聞くに許せないと言う気持ちと、この状態であればあるいは・・・と言う複雑な感覚に襲われます。
私達は建築を創る事で日常を保つべきなんでしょうね。復興に向けて自分達に出来る事をやっていこうと改めて思います。
田舎は買占めも(一寸しか)起こりませんでしたし高い精神性が保たれているんだと思います。今回意外な位ダメな年代。意外な位優れた年代が存在する事を体感する機会も沢山ありました。歳とってりゃ良いってもんじゃないのもよく分りました。緊急時に素が出ると・・・
根っこを張って根性入れて暮らしているので福島で何があろうが中々西に避難する人もいませんし、この感覚は東京の様な土着性が無い所や海外にお住まいの方には理解不能なんでしょう。日本人的ですからね。
太平洋沿岸の被災地では避難民を大量に移動させる計画もあるようです。私達が解体工事の設計(そんなのもやるんです)を行っていた老人ホームの解体工事は着工寸前でしたが国の指示により無期延期になりました。
建替え工事の一環でしたので空き家になる建築しかも住居系。確かに避難所よりははるかに快適に暮らせる場所です。暫定的だろうがなんだろうが建築従事者として建物が別の使命を帯びて延命される事は歓迎します。・・・でも簡単には移らないと思います。何せ皆根っこ張ってますからね。
でも国にも単にうろたえて訳のわからん発表をするミスリードだらけの企業や組織、リーダーばかりではなくこの様に見事なナビゲーションが出来る官僚(なんでしょうね)もいると言う今の現実を誇りに思いたいですよね。
・・・JIAからのメールで福島の建築家・阿部さんから知人の娘さんがアムステルダムでこんな活動をしているというサイトをご紹介いただきました。原文そのままで引用させていただきます。
>>アムステルダムにいる娘達は、とても日本が福島が心配のようです。
>>何かできないかとみんなで考え活動しているそうです。
>>下記の---「アムステルダムからのメッセージ」---websiteを見てくれると嬉しいとのこと。
http://ganbarejapan.tumblr.com/
意外なくらい愛され、心配されている日本。経済的なものばかりが評価じゃなかった・・・何故かこんな事態に直面しながら変なところに感じ入る私。
原発の話をするのであればチビがいなければこんなにナーバスになってないと思うんですが彼らの未来を考えると嘆かわしい現実です。あれほどのプロが投入されて命を削りながら活動しているのを見ても一進一退の進捗とモニタリングポストが示す残酷な数字。そしてなにか不釣合いで違和感を感じてしまう「心配無い」と言う発表に苛立っています。
まぁ簡単じゃねぇよ。って分ってはいるんですが。
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