floating living-room house オープンハウス
　　9月15日（土）・16日（日）開催　　→詳しくはコチラ


週末は古川で住宅省エネルギー施工技術講習会・地域リーダー講習会というのに参加してきました。なんで私がリーダーなのかはよく分かりませんが秋田からは6人がとりあえずそのリーダーに選ばれて施工者に断熱講習をしながら平成32年までに住宅の省エネ化を100％にするんだそうです。

よく分かったのは自分達の創ろうとしている住宅がどのレベルにあるのかという事と今後どの様に創っていくべきなのかと言うおよそ講習とは関係ない内容だったりしたのですがw
私達は2,000年から細々と住宅を創ってきていますがその当時から思考していた事をトレースしている今回の内容は12年の開きをもって法制化されて来たのだという事。・・・・遅い気がしますが原発があんな事にならなければ恐らくはまだ遅れたんでしょうね。感慨深い感じもしましたw

そして弊社的にはすでにこの辺は過去になりつつある訳で予算との闘いにはなるでしょうが更なる高みを目指さねばならんな！とも改めて思いました。

ユーザーの方々ももっともっと敏感にならないと私達が知らないだけで結構性能の低い住宅に住まされているケースってあるんだなぁ。って感じたのも正直な所。









さて古川の講習を終えて大急ぎで秋田へ。昨年震災時期だった故に延期になっていたメンタルクリニック秋田駅前の竣工パーティに参加。先生の気遣いでパーティ会場は弊社設計の集でw



同時に開催されていた筋ジストロフィー患者さんの絵画展を見せて頂き、作品のすばらしさはもちろんですが当初のコンセプト通り、ギャラリー空間にも変じる待合室を体感する事が出来たのは嬉しかったです。

メンタルクリニック秋田駅前では今後も患者さんの作品展等を通じて心療医療への啓蒙とそれによって患者さんの心を救う活動を続けていくという稲村先生のご挨拶を聞きまして、当初心療内科をあえて駅前のビルに造ろうとした所からはじまったこのプロジェクトの意義の様なものを改めて思い出し、おいしいお酒の力も手伝ってとても良い気分で過ごしました。